具体的な学習方法  
 

英語教室では、「発音」「英訳」「英作」「文法」「暗記」5段階で、それぞれ独特の学習方法を提示しています。具体的に見ていきましょう。

(1) 「音(ヒヤリング)」
教室には、複数のテープレコーダーを設置しています。生徒は、このテープレコーダーで、質の高い英語(例えば"The old house"や"Green door"など、実際にイギリス人の子供が読んでいる絵本など)をテープ教材を通して、何度も繰り返し聞きます。意識下に大量の音を入れることにより、脳の中に英語の言語システムをそのまま入れます。充分な聞き流しを行った後は、先生の指導のもとに一語一語しっかり発音し、全文を正しく音読して音の定着をはかります。

(2) 「足し算の訳(英訳)」

"He swims well."

例えば、この文を英訳する場合、私達は通常、"He"から"well"まで読んだ上で「彼は上手に泳ぐ」と訳します。このように短い文章の場合は、このような方法でも比較的簡単に英訳ができます。しかし、これが、

"It consisted of Mr.March,an army officer in the northern forces, Mrs.March,a fine,charitable woman who spent much of her time away from home,and four girls."

などと長い構文になったとき、最後まで読んで理解するのはかなり困難を要します。そこで私達は、英文を文頭から各要素に分解し、一語一語の意味、使い方を明確にしていきます。
例えば"He swims well."の場合
 「彼」
 「彼は泳ぐ」
 「彼は上手に泳ぐ」

といった具合に英語の語句の順番にそって、文頭から日本語に置き換えて内容を理解します。この学習作業を生徒は声を出して行います。そして、あたかも前の単語の意味に、後の単語の意味を足しこんでいくように聞こえるので、私達は便宜的に「足し算の訳」と呼んでいます。ためしに先ほどの長文を、この足し算の訳で訳してみてください。理解の度合いの早さに驚かれることと思います。

(3) 「Speak-Out(英作文)」
これは、英語で「発信」するための基礎的な訓練です。生徒は日本文を見た後、それを英文として文の頭から口頭で言っていきます。生徒が次の語句につまったり、語句の順序を間違えたり、動詞の時制が不適切だったときなどに、講師は簡潔に理由を説明しながら、正しい言い方を示唆し、正確にすらすら言わせます。

私達の英語教室では、生徒が構造的におかしい英文を言った場合は、文法力の不足としてよりも、むしろ音の不足、英語システムの立ち上がりの弱さとして捉えます。単に英語をリピートさせるのではなく、あくまでも自分の頭で考え、口頭で英作させることにより、生徒は感覚的に英語を発信する力をつけていきます。その後、口頭で英作したものをノートに書きとめ、単語のスペリングの間違いがないかチェックをしていきます。

(4) 「文法」
無味乾燥な文法や英語構文を延々勉強し続けることが、日本人の英語力を低下させています。「求められる英語教育」に述べています。正にその通りです。だからといって、文法をまるっきり無視すればよい。とは、私達は考えていません。母国語を覚えるようにラクに英語を覚え、さらにNativeをも超えた質の高い英語力を身につけること。それが私達の目標であり、レベルの高い英語は文法的に正しい英語である、という事実を私達は無視できないからです。

そこで教室では、文法をおさえつつ、Reading、訳、英作などの英語学習を進めています。大人まで使えるほどの豊富な内容を盛り込み、使いやすく編纂した「英文法」のテキストは、生徒が自分で文法事項を確認するのに役立ちます。そして、この教材を中心に問題集を繰り返し学習していきます。同時に、英訳や英作でも、常に文法を意識させます。文法を理解・確認することで、高度な格調の高い英語の習得を可能にしていくのです。

(5) 「暗記」
これは、(1)の「音」に連動しています。日本には、英語を耳にすることで、「英語が自然に身につく」とうたったテープ教材がたくさんあります。しかし、聞き流すだけでは、しっかりと英語が頭に定着することはありません。その後で、しっかりと発音し、意味をとらえ、暗記までもっていく。それによって初めて英語力を獲得できるのです。そこで、私達の英語教室では、かなり難解な英語の経済雑誌や小説などをまるまる一冊暗記し覚えていきます。もちろん一日で覚えることはできませんので、時間をかけて数ページづつ覚えていきます。講師はそれを聞き、構文の間違いや、発音の間違いなどがあれば、その場で直していきます。

 
 
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